テルモ様小型シリンジポンプのデモ

皆さんこんにちは。

夢のまち訪問看護リハビリステーション都賀所長の倉形です。

 

先日、千葉中央スタークリニックにて、テルモ様の小型シリンジポンプのデモが開催されました。夢のまち訪問看護のスタッフもこちらのデモに参加させて頂きました。

 

 

 

こちらの機械は、非常に小さい量の点滴も正確にコントロールできます。

(テルモ様  web siteより)

500 mlペットボトルより少し大きい程度の機械ですが、とても優れものです。

 

 

例えば、ガンを患っている利用者様がご自宅で過ごされる際に、強い鎮痛剤(麻薬など)を使って痛みをコントロールする場合があります。

この様な場合、少ない量を正確なペースで点滴する必要があります。

この様な時に、この機械は力を発揮してくれます。

 

また、病院でよく見るタイプと比べて小さいため、専用のポーチに入れて歩くこともできるようです。

(テルモ様  web siteより)

 

弊ステーションの訪問看護師は、病院での経験が豊富なため、病院でよく使われるタイプのシリンジポンプの操作には成熟しています。

基本的には、操作方法はサイズに関わらず同様ですので、復習の意味でデモに参加したとのことでした。デモの終了後、参加できなかったスタッフにも情報を共有してくれました。

 

 

この様な機械も一つの例ですが、ご自宅でも病院に近いレベルのケアを受けることが徐々に可能になってきています。この様な傾向を受けて、ご在宅で最期まで過ごす『ご自宅でのお看取り』への注目が高まり続けています。

 

平成29年に行われた調査によると、『ご自宅で最期まで過ごすことをご希望される方』が7割程度であったそうです。また、『ご自宅以外の場所(医療機関など)で最期を迎えることを望まれた方』のうち半分以上の方が、『介護してくれる家族等に負担がかかること』をその理由として挙げています。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000200749.pdf より抜粋

 

ご家族の過度の負担・犠牲の上に成り立つ『ご自宅での療養・お看取り』は、利用者様本人、ご家族様にとってあまり良いものとは言えないのかもしれません。

 

もしもご家族への負担が軽くなれば、ご自宅で最期まで過ごしたいと思う方もより増えると思います。

 

 

『慣れ親しんだ環境で、愛するご家族と可能な限り穏やかに過ごしたい』、この様な願いをもつ方をサポートする制度や機器の整備がとても速いスピードで進んでいます。

 

私たちは、グループ内外の医療機関様、ケアマネジャー様、訪問介護事業所様などと密に連携し、ご自宅で過ごしたい利用者様の望みを実現するために全力でサポートさせて頂きます。

 

何かお困りのことや今更質問するのも恥ずかしいけど訪問看護のことで聞きたいことがあるなど、どんなに簡単な事でもいいので、何か疑問に思った際には事業所にご連絡下さい。お待ちしております。

 

 

これからも地域の「困った」を「ありがとう」に変える支援が出来るよう努力して参ります。

 

最後までお読み頂きありがとうごいました。

この記事を書いた人

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