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保育園の基礎知識

【保育士必見】保育園で行うことが出来る熱中症予防と対策とは?

プール遊びや七夕祭りなど楽しい行事がたくさんある一方で、夏の暑さは子ども達の体にとって大きな負担になります。

特に熱中症は、命の危険が生じますので、日ごろから予防を行うことが大切です。

では、保育園ではどのような対策を行うことが出来るのでしょうか?

今回は、保育園で行うことが出来る熱中症の予防だけでなく、熱中症になった場合の対策についても解説します!

 

保育園でも注意!年々増加傾向にある熱中症患者

夏が近づくにつれて熱中症という言葉をメディアなどでも多く聞くようになりますよね。

熱中症は5月から9月に多く発生しており、2019年では1週間に1万人以上の救急搬送者、1年間の累計で3万人にも上りました。

当然死亡している方や、重症判定を受けている方もおり、子どもも例外ではありません。

特に、子どもは体温調節機能が未発達ですので、大人よりも汗をかくまでに時間がかかってしまい、体温調節が上手く行えず熱がこもります。

そうすると、体温が上昇しやすくなり結果熱中症を発症してしまいます。

また、身長が低いために、道路の照り返しの影響を受けやすく体温を上昇したり、体に異変があっても遊びに夢中になってしまい気が付かず倒れてしまう危険もあります。

特に未就学児はまだまだ体が小さいので、暑さに対しての負担が大きいために、暑い夏は注意が必要です。

では、そもそも熱中症とはどのような症状があるのでしょうか?

 

◆熱中症とは?

 

熱中症とは、気温が高い状態の場所にいることで、体の水分が失われたり、塩分バランスが崩れてしまうことで起こる頭痛やめまい、意識障害などの症状を引き起こすことを言います。

喉が渇いた、めまいがするといった軽度の症状であれば、数時間安静にすると治まりますが、重度になると意識障害や運動障害だけでなく死に至る恐れがありますので、保育士は夏場は特に子どもの様子や状態をしっかりと確認しておくことが大切です。

 

 

【原因】

・高い気温や湿度

・体が暑さに慣れていない

・暑い場所で運動等をして体に熱が蓄積された

・体温調節機能が乱れて汗をかけなくなった

・寝不足や疲れがたまっている等

 

熱中症は真夏の炎天下で発症するイメージが強いですが、実際には屋内でも多く発症しており、屋内、屋外を通しての予防が重要となります。

熱中症は気温などの外的な要因と、体から熱を放出出来なかったという内的な要因により発症します。

気温や湿度が高くなることで体に熱がたまってしまったり、暑さに体が慣れていないために急な温度上昇のために体温が上昇してしまい、熱中症が引き起こされやすくなります。

特に梅雨の時期など、あまり気温が上昇しない時期の後は、一気に気温が上昇しますので、体が上手く体温調節を行えずに熱中症になりやすいと言えます。

体温調節を行うには自律神経が関わっており、その働きによって血管が買う帳され、皮膚に血液が多くまわり熱を放出します。

しかし、自律神経が乱れているとその働きが上手くいかずに熱を体から放出することが出来なくなり、どんどん体温が上昇してしまいます。

 

自律神経は、睡眠不足等が大きく関係しており、睡眠不足や疲れがたまっているといつもなら平気な暑さであっても、負担が大きくなることも原因の1つになるので、夏場は特にしっかりと睡眠をとったり、規則正しい生活を送るようにしなければなりません。

他にも、汗をたくさんかいた後も熱中症のリスクは高まります。

汗を大量にかくことで、体内の塩分と水分が失われてしまいますので、バランスが崩れてしまうことも原因になります。

どの原因の熱中症であっても、筋肉や神経などに強い影響を及ぼしますので、めまいや吐き気などの症状を引き起こしてしまいます。

 

【症状】

 

熱中症は人によって現れ方に差がありますが、重度になれば命に危険が生じますので、すぐに救急車を呼び応急処置を行う必要があります。

軽度から重度まで段階的に症状が表れてきますので、熱中症かもしれないと感じた場合には、まず症状と段階を確認しましょう。

軽度であれば、立ちくらみや軽いめまい程度ですが、進行するとけいれんや頭痛、吐き気といった症状が出てきます。

重度になると、40度を超える発熱から意識障害、異常行動などが表れ、一気に意識不明になってしまう可能性もあります。

保育士としては、熱中症の症状を覚えておくことが望ましく、すぐに対処出来るようにしておきましょう。

 

 

◆熱中症の症状と段階一覧

 

 

症状
軽度(Ⅰ度) ・めまい

・立ちくらみ

・失神

・こむら返り(筋肉の硬直)

・異常な発汗

 

中度(Ⅱ度) ・頭痛

・吐き気、嘔吐

・体に力が入らずぐったりとする

 

重度(Ⅲ度) ・意識障害(呼びかけに反応しない)

・体のこわばり、けいれん

・ひきつけ

・高体温

 

 

【種類】

 

熱中症には様々な症状がありますが、その種類は4つに分けられます。

 

 

熱失神

熱失神とは、体温が上昇していくのを抑えるために、血管を拡張させ血液を全身へ送ろうとした時に、血圧が低下してしまい血流が悪くなることで様々な症状を引き起こしてしまうことを言います。

脳の血流が悪くなるために酸欠状態になるので、めまいや失神が起こりやすくなります。

 

・めまい

・失神

・顔面蒼白

・脈が速くなる、不整脈

 

 

熱疲労

熱疲労は、高い気温や体温が上昇した時に汗を大量にかくことで熱を放出し体温をさげようとするものの、失った水分が補給されないために、脱水症状を引き起こしてしまうことを言います。

吐き気や頭痛等の症状が表れることが多くなります。

 

 

・吐き気、嘔吐

・倦怠感

・頭痛

・集中力、判断力の低下

・39度以上の体温の上昇

・皮膚は冷たい

 

熱けいれん

熱けいれんは、運動などにより大量に汗をかいたものの、水分補給しかしておらず、ナトリウム濃度が不足してしまった時に、足や腕などに筋肉痛のような痛みを伴ったけいれんを起こしてしまいます。

本来、汗の中には水分以外にもナトリウムが含まれており、そのナトリウムが扶桑してしまうことで様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

・筋肉痛のような痛み

・足、腕、腹部などの筋肉のけいれん(こむら返り)

・体温は正常範囲内

 

 

熱射病

熱射病は体の中の熱が異常に高くなってしまうことで、意識障害を引き起こしたり、異常な高熱がでてしまいます。

私たちの体はいつもと違い高い熱が発生することで、体温調節機能が働かずになり、本来であれば汗と一緒に体をクールダウンさせますが、その機能が上手く行えず体温がどんどん上昇してしまいます。

熱射病は一歩対応が遅れてしまうと、命に関わりますので注意が必要です。

 

 

・皮膚が赤くなり乾燥する

・40度以上の体温

・めまい、ふらつき、脱力感

・発汗はない

 

 

このように、熱中症といっても様々な症状があり、中には対応が遅れてしまうと命の危険が生じてしまうものもあります。

保育園では、熱中症の予防や対策はもちろんのこと、症状を見落とさないようにすることが大切です。

 

 

 

暑い夏は保育園でも熱中症の予防が最重要

暑い夏であっても、保育園はいつも通り保育が行われます。

しかし、子ども達は大人に比べて熱中症のリスクが高くなるために、保育士は子どもの異変にすぐに気が付くことができなければなりません。

それと同時に、熱中症にならないように予防をきちんとしていくことが重要です。

では、保育園で行う熱中症の予防について解説します。

 

 

①こまめな水分補給を行う

乳児といった小さい年齢の子ども達は、自分で喉が渇いたと訴えることが難しかったり、喉が渇いていても遊びに夢中になって気がつかないままに脱水症状に陥っていることがあります。

熱中症の予防で水分補給は必須になりますので、保育園でも意識してこまめな水分補給を行うことが大切です。

喉が渇いたとなった時には、体から多くの水分が出てしまっている時になりますので、熱中症予防としては喉が渇く前に水分補給を行いましょう。

家庭から水筒にお茶を入れて持ってきてもらったり、保育の合間にお茶を飲む時間を設けることで予防することが出来ます。

しかし、先程述べたように水分でも「水」だけではナトリウムが不足してしまいますので、イオン飲料やミネラル入りの麦茶の方が効果的です。

水分補給を行うタイミングとしては

 

・保育園に登園した後

・外遊びの前後

・屋内で運動を行う前後

・お昼寝の前後

・トイレにいった後

・保育園から下校する前

 

が適しているので、保育士は積極的に飲むように促しましょう。

一度に大量に水分補給を行うのではなく、こまめに適量の水分補給を行い体から水分が失われることを防ぐことが大切です。

 

 

②冷房を適度に利用する

真夏の炎天下だと熱中症に気を付けないと、と注意を払いますが、実際には屋内でも多く熱中症になっていますので、保育園でも屋内でも気温と湿度を確認し、冷房器具の使用を行い快適に過ごすことが出来るように工夫していくことが大切です。

低い温度で冷房を使用し続けると暑さに弱くなってしまいますので、カーテンやすだれを使用しつつ、冷房の温度は低くしすぎないでサーキュレーター等で空気を循環させて快適に過ごせる温度を維持するようにしましょう。

 

 

③衣服を調節して暑さ対策を行う

子ども達は汗をかきやすいので、こまめに服を着替えたり、気温や湿度によって衣服を調節しましょう。

通気性の良い服を着ることはもちろん、外出時には首元までカバーされた帽子をかぶるなど予防していくことが大切です。

また、首元を冷やすタオルや保冷剤などを活用していくとさらに効果的ですので、保育園でも自宅から持ってきてもらう等して対策を行いましょう。

実は衣服で体感温度を調節するということが出来ない子どもが多く、暑いのにたくさん着込んでおり熱中症になってしまったり、汗をかいた服のまま冷房が効いている場所に行ってしまい風邪をひいてしまうことがあります。

小さい時から、汗をかいたらどうするのか、暑い時にはどうすれば良いかなどを、子ども達へ問いかけを行い自発的に考え行動に移すことが出来るように促していきましょう。

 

 

 

④日中の暑い時間帯等は外出を控える

保育園では、公園や屋外での活動を行うことで、体の成長を促進したり、運動機能の向上、健康維持を行いますが、6月以降は30度を超す日が増えてきます。

気温や湿度が高く、日差しが強い時間帯には外出や屋外での保育は控えるようにする等活動を工夫しましょう。

外出を行う際には、暑さ指数(WGBT)を参考にして決定することが大切です。

暑さ指数(WBGT)は国際的に規格化されていますので、保育の現場でも生かしていくことで、熱中症の予防を行うことが出来ます。

暑さ指数(WBGT)を参考に外出した時にも、日陰を利用して休憩したり、水分補給をこまめに行うようにしましょう。

 

◆暑さ指数(WBGT)

 

温度基準(WBGT) 注意すべき生活活動の目安 注意事項

 

 

 

危険(31℃以上)

すべての生活活動で

おこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が高い。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
 

厳重警戒(2831)

 

 

警戒(2528)

 

中等度以上の生活活動で起こる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
 

注意(25℃以下)

 

強い生活活動で起こる危険性 一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

 

 

 

◆運動に関する指針

 

気温(参考) WBGT温度 熱中症予防運動指針
35℃以上 31℃以上 運動は原則中止 ・特別の場合以外は運動を中止する。

特に子どもの場合には中止すべき。

31~35℃ 2831 厳重警戒(激しい運動は中止) ・熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。

・10分~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。

・暑さに弱い人は運動を軽減または中止。

28~31℃ 2528 警戒(積極的に休憩) ・熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分の補給する。

・激しい運動では30分おきくらいに休憩をとる。

24~28℃ 2125 注意(積極的に水分補給) ・熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。

・熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

24℃未満 21℃未満 ほぼ安全(適宜水分補給) ・通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。

・市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

 

 

 

 

 

⑤暑さに強い体つくりを行う

熱中症の予防を行うにあたって、冷房の利用は非常に効果的です。

しかし、近年は自宅でも冷房を長時間付けている所が多くありますので、子どもは暑さに対して弱くなっている傾向があります。

涼しい場所は熱中症の予防に最適ですが、ずっと涼しい場所にいて汗をかかない環境に体が慣れてしまうと、今度は暑い場所に出た時に体が上手く汗をかくことが出来ず、体に熱をためこんでしまいます。

理想としては、暑い場所に出た時に自分で汗をしっかりとかいて体温を調節することが出来ることです。

そのためには、暑さに強い体作りを行うことが大切です。

保育園では気候の良い時期から、全身を使った運動や公園などを積極的に活用して体作りを行っていくようにしましょう。

もちろん、先程の指数で表されているように、気温が高くなった時に無理をして外に出るのはいけません。

春や初夏にかけて、外に出て体をしっかりと動かして、暑さに慣れていったり、汗をしっかりとかくことが出来る体を作っていき、夏本番は無理をしないようにすることが大切です。

 

 

上記を参考に、保育園では保育士だけでなく園医や看護師などと連携し、熱中症の予防を行っていく必要があります。

また、家庭から水筒を持ってきてもらったり、着替えを多く用意してもらう等協力してもらうことも大切です。

熱中症は即命に関わりますので、早い段階から予防に力を入れておきましょう。

 

 

 

子ども達が熱中症になった場合には迅速な対応が鍵

熱中症は徹底した予防が何よりも大切になりますが、もしも熱中症になってしまった場合には迅速な対応が求められます。

特に子どもの場合であれば、一歩対応が遅れてしまうことで取り返しが付かない事態になってしまうことになりかねません。

そのため、保育園では熱中症になった時の対応について保育士は知っておく必要があります。

では、熱中症になった場合にはどのような対処をすれば良いのでしょうか?

熱中症かもしれないと感じた時の対処方法は以下になります

 

 

①子どもの様子を見て症状を確認する。

先程述べたように、熱中症といっても軽度から重度に至るまで症状は異なります。

そのため、現在子どもの体に現れている症状はなにかを確認し、段階がどこにあるかを調べましょう。

軽度であれば応急処置で回復する可能性がありますが、重度の場合であればすぐに救急車を要請しなければならない事になります。

そのため、必ず症状を確認して対応を考えるようにしましょう。

中でも、体温は熱中症の1つの目安になりますが、体の中が暑くなっていても、体の表面には現れない場合がありますので、体温を測ってきちんと確認するようにしましょう。

特に、意識があるかどうかは非常に大切で、意識がない場合にはすぐに救急車を要請する必要があります。

症状を見て、医療機関を受診するのか、救急車を要請すべきなのか等を確認した上で対処するようにしましょう。

 

 

②適切な応急処置を行う

救急車を要請した場合も、軽度で問題ない場合でも、すぐに応急処置を行うことが大切です。

救急車が到着するまでの間に、出来る限りの対処をしておくことで、症状を緩和させることが出来たり、命を守ることに繋がります。

応急処置の方法としては以下になります。

 

 

<日陰や屋内の涼しい場所へ移動させる>

屋外で倒れたり熱中症の症状が見られる場合には、まず日陰や屋内へ移動させます。

冷房が効いている場所が理想ですが、近くにない場合には風通しの良い日陰でも大丈夫です。

体がこれ以上暑くなることをまずは防止しましょう。

 

 

<体を保冷剤などで冷やす>

涼しい場所に移動したら、体を冷やして体温を下げるようにしましょう。

衣服を脱がせたり、ズボンなどを緩めて熱の放出を手助けします。

その後、冷水や濡れたタオルで体を拭きながらうちわや扇風機で仰いで冷やしていきましょう。

熱中症になったのが屋外の場合には、衣服を最小限脱がせた後、水を衣服の上から少量ずつかけると、人目も気にならずにすみます。

その後、太ももや首筋、脇の下などに保冷剤を入れて冷やしていきます。

首筋や太もも、脇の下などには太い血管がありますので、効率よく熱を放出することが出来ます。

氷と水を入れたものや、保冷剤を用意しておくとすぐに使うことが出来ますので、事前に準備しておきましょう。

 

 

<水分・塩分の補給を行う>

意識がしっかりしており、自分で飲むことが出来る場合には、水分補給と塩分補給を行います。

経口補水液が最適ですが、ない場合にはスポーツドリンクを薄めたものでも大丈夫です。

保育士は公園や散歩に行く場合には、必ず経口補水液などをもっていくと、熱中症の症状が見られた時にすぐに対応することが出来ます。

他にも、各自水筒を持つように促したり、塩分のタブレットを持っておくと安心です。

熱中症の対処として水分・塩分の補給を行うことは必須ですが、呼びかけに応じなかったり、刺激に対して反応がない場合には、絶対に無理やり水分・塩分の補給を行ってはいけません。

意識がない状態で無理に飲ませようとすると、誤って水分が気道に流れてしまう危険がありますので、無理に飲ませるのではなく医療機関を受診するか、救急車を要請するようにしましょう。

また、嘔吐をしてしまった場合も、無理に飲ませると再び嘔吐をしてしまい水分補給が行えないので、点滴などの処置が必要になります。

医療機関を受診して、症状を伝えるようにしましょう。

 

 

<意識障害がある場合はすぐに救急車の要請を>

熱中症の中でも最も重症度の高い熱射病の場合には、すぐに救急車を要請しなければなりません。

喉が渇いた、吐き気、頭痛などは比較的軽い熱中症になりますが、意識障害を起こしていたり、体温が著しく高い場合にはすぐに対処しなければ命の危険性が高くなってしまいます。

そのため、応急処置を行うと共に救急車の到着を待ちましょう。

救急車を要請する目安は以下になります。

 

・意識障害を起こしている

・刺激に対して反応がない

・熱が40度以上超えている

・水分・塩分を自分で摂取出来ない

 

 

熱中症は急速に症状が悪化する場合があり、救急車の要請を行ったと同時に応急処置をスタートしましょう。

救急車が到着したら、保育士は状況を伝えて医療機関まで同行します。

熱中症の可能性が見られることなどを伝えて処置を出来る限り早く行うことが、命の危険を回避するためには必要です。

そのためにも保育士は、

 

・熱中症の症状が見られ始めた時間

・場所

・その日の体調や機嫌

・基礎疾患などがあるか

・熱中症が起きた時の全ての症状

 

を救命救急士に伝えていきましょう。

その際に、保育園へ連絡し保護者へ状況を伝えてもらい、医療機関まで来てもらうようにします。

その際、保育士からも直接熱中症が起きた状況などを伝えるようにしましう。

 

 

熱中症を予防することは何よりも大切ですが、もしも熱中症になってしまった場合には適切な応急処置を行うことで、症状を緩和させたり、重症化を防ぐことが出来ます。

保育園全体ですぐに応急処置が行えるように、夏本番になる前には必ず予防法と同時に応急処置の方法を確認しておくようにしましょう。

また、夏が近くなると散歩セットの中に、塩タブレットや経口補水液などを一緒に入れておくと便利です。

 

まとめ

酷暑と言われる日も多くなってきた近年は、熱中症の予防や対策を小学校や幼稚園、保育園でも積極的に行われています。

特に屋外活動は、温度などをしっかりと確認した上で行うようにしなければなりませんので注意を怠らないようにしましょう。

年齢が上がるにつれて、自分の体調を保育士に伝えられるようになっていきますが、やはり幼稚園や保育園に通園している子ども達は、遊びに夢中になってしまったり、自分の体調を言葉に置き換えることが難しい場合がありますので、保育士は子ども達の顔色や様子、体調管理をしっかりと確認、観察を行い注意を払うことが大切です。

早期に気が付くことで、子ども達の命を守ることに繋がります。

保育士は熱中症の症状に加えて、予防方法や対策方法、応急処置についてもしっかりと把握しておきましょう。

 

 

 


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