はじめまして。桜木居宅介護支援事業所の溝口です。
ごくごくありふれた日常ネタをテーマにしようと考えていたのですが、
今回は真面目な内容ですいません!
最近久しぶりに心に残った出来事を紹介します。
ケアマネージャーをやっていると職種柄、様々な法人の事業所に出向いたり、
普段から沢山の方にお目にかかり接する機会が多いです。
最近も初めてデイサービスを利用するご利用者がおられ、複数の事業所様にアポ取りし、
ご利用者のニーズに合いそうなデイサービスの見学に付き添わせて頂きました。
たくさんの事業所が混在する中で事業所を選ぶ基準もその人それぞれではありますが、
デイサービスは特にそこの事業所の特色がわからないと提案も難しくなります。
ご本人もご家族も初めての事で見学に行く前から緊張が隠せない様子です。。。
(そんな方には出来るだけ私も見学にそばで付き添うようにしています)
見学二件目・・での事。
施設は大きく様々な介護サービスを展開されているが、建物や設備は年月が経過しているようで随分と老朽化。
お世辞にもキレイとは言えない。
しかし・・どの職員さんもとても気持ち良くしっかりと挨拶をされる姿に、
ご利用者もご家族も自然と表情が和らいでいました。(自分も何か心地いいな・・!)
職員さんの説明そこそこに、すでにご利用者・ご家族はこのデイサービスの利用を決めているようでした。
あらためて思うこと・・ 当たり前だが私たちの顔や姿勢は常に相手の視線にさらされています。
相手の方が私たちの表情や立ち振舞いを見て様々な心理変化を起こします。
そう考えると無責任ではいられません。
ましてケアマネは対人援助職。
自分自身の姿勢は自分では見えないもの。
なので常に「見られている」という意識を忘れないように、
時々立ち止まり姿勢について振り返る時間を持ちたいと感じました。