夢のまち訪問看護教育システム(仮)用コンテンツ第一弾完成

こんにちは。夢のまち訪問看護リハビリステーション都賀所長の倉形です。

 

夢のまち訪問看護教育システム(仮)が動き出しています。

 

まず第一弾として、『症候診断・リスク管理』という20回程度のコースを作成していきます。その第一弾の『概論』が完成しました。

 

コースの目的

このコースは、看護師・リハビリ職種のスタッフが、利用者様の体調変化に対して、適切に判断し、必要に応じて医療機関と連携できるようになることを目的に設計されています。

 

 

最初に『症候診断・リスク管理』を取り上げる理由

訪問看護での経験が少ない職員に、

Q『どのようなことが不安ですか?』と質問すると、

 

多くのスタッフが、

A:『利用者様の体調に変化があった時、どの様に判断すればよいかわからない。この辺りに怖さを感じる』という答えが返ってきたためです。

 

 

訪問看護ステーションのスタッフに求められる『症候診断・リスク管理』とは?

『症候診断』という言葉を使っていますが、訪問看護のスタッフには厳密な意味での『診断』は求められません。

私達に求められるのは、『診断』でなく、トリアージです。このトリアージを含んだ現場での判断を『症候診断・リスク管理』という言葉で表しています。

私達が求められるトリアージとは、利用者様に体調変化があった時に、

①受診の必要があるか?

②もしも必要がある場合は、どの程度急ぐべきか?

・次の受診日で良いか?

・その日か翌日に受診を勧めるべきか?

・救急で搬送する必要があるか?

 

この様に、重症度の見極めを行い、適切なタイミングで医療機関に繋ぐことです。

 

症候診断は、とても奥が深いものです。ただ、トリアージまでであれば、『型』を身に付けることで、誰でも比較的短時間で『現場で最低限使えるレベル』に達することができると考えています。

 

しかし、症候診断に必要な『型』に関して、系統だったトレーニングを積んでいる方はあまり多くないようです。

 

 

従来の『症候診断』学習の問題点と本コースで取り入れる工夫

『症候診断』は、系統だったトレーニングを積んでいなくても、『現場経験』などで少しずつ身に付けることができるようです。しかし、現場での経験に頼ったスキルの獲得は、下記の3点のリスクがあります。

 

① 習得に時間が掛かる

② 後輩に指導できない(勘に近いもの

 なので言語化できない)

③ 積み重ねた経験に偏りがある場合、判断を誤る

 

現在設計中のコースでは、これらのリスクを避けるための工夫をしています。

その工夫とは、下の図にあるような用語(概念)を取り入れて考えることです。

 

例を使って少し詳しく説明させて頂きます。

例えば、利用者さんの具合が悪く、肺炎を疑ったとします。

肺炎の特徴的な所見が

 ① 呼吸数増加

 ② 呼吸音の変化(雑音)

 ③ 発熱

とします。①~③全ての症状が揃えば良いです。しかし、実際の現場ではすべてが揃って、『これは肺炎でほぼ間違いないでしょう!!』と言えるケースは少ないです。

 

①呼吸数が増加していることは、肺炎の疑いを強めます。

一方で

②呼吸の音が正常であることは、肺炎の疑いを弱めます。

 

「①と②が同時に起きている場合、どちらの方がより『対象となる利用者が肺炎を患っている確率』にインパクトが大きいのか?」

 

この質問に関しては、上記のような用語(概念)を使って考えることが有用です。

 

経験から導かれる「今日の状態は何かがおかしい!!」という違和感はとても大切です。この経験則に、科学的なデータを使えるようになるスキルが上乗せされると『鬼に金棒』であると思います。

 

引き続き、看護師・リハビリ職種のスキルアップに役立ち、最終的には利用者様のためになる、このようなコンセプトの教育コンテンツを整備して参ります。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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