今年の抱負

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。夢のまち訪問看護リハビリステーションの岩浪です。

去年の12月に幕張と蘇我の2事業所同時オープンをしましたが、どちらの事業所も順調にスタートを切れたのは皆さまのおかげと存じ上げます。

早速ですが、皆さま今年の抱負は決まりましたでしょうか?私自身の今年の抱負は教育業務の効率化を掲げています。もともと医療職の方は研修に行ったりなど、自己研鑽をされている方が多いですが、介護保険法についての研修会などはあまりありません。今までは個人の能力に甘え、制度の部分に関しての研修をあまり実施しておりませんでした。なので制度面の教育に力を入れようと目標に掲げております。業務効率化の部分はまた別の機会に記事にしたいと思います。

2事業所同時にオープンしたことで新しい入職者が1月より5名入職してくれました。初日は本社にて訪問看護・介護保険法の制度面の研修を実施いたしました。

実は訪問看護の制度は結構複雑でして、地域によっても多少の差があり、A市では可能だけど、B市ではダメと言われてしまうことが度々起こります。そのため、経験豊富なスタッフで、在宅での看護・リハビリは出来るけど、他のサービス導入や支援を併用する提案力はその地域で長く働いているスタッフの方が熟知している事があります。地域包括ケアシステムで重要なポジションこそ介護と医療の懸け橋となる訪問看護ステーションだと思っているため、他のサービスや支援を併用してその人個人の在宅生活を支えることが、地域にとっても重要なことだと思います。

私自身もともと訪問看護ステーションで働いていたため、訪問看護の知識は人並み以上にあったと自負しております。しかし、訪問介護や障害分野のサービスのことはあまりよく知らないことをドットラインに入社してから知りました。福祉用具サービスは選定を共同で行ったり、必要な補助具をケアマネージャーから相談されたりと馴染みのあるサービスですが、あまりヘルパーとの関わりがありませんでした。(サ担では顔を合わせるが、同一時間にサービスが重なることが非常に少ない)

この経験から、在宅生活のエキスパートになるためには、在宅で利用できるサービスの制度は最低限知っておく必要があると思い、一番最初のオリエンテーション時に研修を実施しています。正直なところ座学なので、研修時には理解できないことが多いと思いますが、実際の現場にでて、利用者さんの困ったを解決しようと思うとどうしても看護やリハビリの時間だけでは足りず、別サービスとの連携が大事になってきます。その時に最低限サービスを知っていれば、導入するところまでは提案が出来ると思います。その後、他事業所と連携して、どこまで利用者さんにやってもらうのか?どのサービスをどれくらい実施が可能なのか?など勉強しながら、連携をとれるようになると利用者さんの「困った」を「ありがとう」に変える支援が出来るようになると思います。

何かお困りのことや今更質問するのも恥ずかしいけど訪問看護のことで聞きたいことがあるなど、どんなに簡単な事でもいいので、何か疑問に思った際には事業所にご連絡ください。お待ちしております。

※写真は去年の忘年会での写真です。

この記事を書いた人

地域の「困った」を「ありがとう」に変える。®
Dotline
コーポレートサイト

×