栄養とリハビリについての勉強会

夢のまち訪問看護の岩浪です。

今日はクリスマスイブですね!天気予報ですと今日は絶好のイルミネーション日和らしいです!空気が澄んでいて、風で余計な塵を飛ばしてくれて晴れていることが良いイルミネーション日和の条件みたいです。本社近くの千葉中央公園もイルミネーションが綺麗で、スケートリンクも設置されています。今度私も滑りに行きたいと思っています。

 

今回は先日本社に併設しているMASHROOMで千葉中央スタークリニックと共同で勉強会を実施させていただきました。

テーマは「栄養とリハビリ」ということで運動の部分を中心にお話をさせていただきました。

大塚製薬の方、参加していただいた皆様ご参加ありがとうございます。

今回は勉強会に来れなかったけど、内容を知りたい方もいると思いますので、簡単にやった内容を説明したいと思います。

まず、リハビリと栄養の関係性についてですが、非常に重要な関係を持っています。皆さんリハビリというとどんなことをイメージするでしょうか?立ち上がり練習や歩行練習、病院ですと車を再度乗るための練習だったり、料理をするための練習を行ったりなど、今まで行っていたその人に必要な動作の練習をすることがリハビリとしては多いです。しかし、その根底には必ず筋肉というものがあります。

1981 年国際障害者年にWHO(世界保健機構)は 「リハビリテーションは能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる。さらにリハビリテーションは障害者が環境に適応するための訓練をおこなうばかりでなく、障害者の社会的統合を促すために全体としての環境や社会に手を加えることも目的とする。そして、障害者自身、家族、彼らが住んでいる地域社会が、リハビリテーションに関係するサービスの計画や実行に関わり合わなければならない。」と定義しております。

疾患による障害のみではなく、その後の筋力低下でも能力が落ちることが多々あります。その落ちる要因として、栄養不良状態による筋力低下(サルコペニア)があります。このサルコペニアに関しては予防できる部分も多いため、専門職の活躍が期待できる分野だと思っています。サルコペニアも様々な要因があるため、その原因を探ることも予防医学の一つだと思っています。筋力が増えないのは運動量が少ないからなのか?それとも、栄養が少ないからなのか?そのどちらにも当てはまるのか?という仮説を立てながらリハビリを実施している方は非常に多いと思います。より多くの人にリハビリの必要性を考えてもらえればと思っております。

これからも地域の「困った」を「ありがとう」に変えるために頑張りたいと思います。

 

~~~次回は年明け後に更新予定です。~~~

この記事を書いた人

地域の「困った」を「ありがとう」に変える。®
Dotline
コーポレートサイト

×