茨城県立医療大学作業療法学科の学生様に講義させていただきました

こんにちは。夢のまち訪問看護リハビリステーションエリアマネージャーの倉形です。

 

令和11月30日に茨城県立医療大学の学生向けにリモートで講義をさせていただきました。

 

前回、同じ科目で講義させていただいた時は、講義を聞いて下さる学生の大半はリモートだったと思います。今回は、一部リモート参加の学生がいましたが、大部分の学生は教室で講義をうけていました。少しずつコロナ後の生活になってきている感覚がありました(今後も感染が拡大することは十分あり得ますので、油断はできませんが・・・)。

 

 

今回のご依頼は、地域統合支援実習という科目の一環として訪問看護ステーションで働く療法士の働き方をメインテーマに講義をして欲しいというものでした。

 

 

90分×2コマと多めの時間を担当させていただいたので、訪問看護の歴史や制度の変遷を含めた療法士がおかれている状況などに関しても話をさせていただきました。

主な内容は下記の様な感じです。

 ・訪問看護の歴史

 ・制度の変遷から見た訪問看護事業の今後の見通し

 ・訪問看護ステーションで働く療法士の業務紹介

 ・訪問看護事業を統括する管理職の業務紹介

 ・訪問看護の現場で求められる作業療法士とは?

 ・訪問リハビリの現場で役立つリスク管理の知識

 

 

 

One-stopでサービスを提供する意義などに関しても話しました。

ドットライングループは、訪問診療(スタークリニック)の指示のもとで、複数のサービスが連携しています。利用者様がどの段階にいるかによって必要なサービスや使えるサービスが変わっていきます。利用者様が階段を一段ずつ昇っていくのずっと付き添いながらサポートできる体制が社内に整っています。。全ての利用者様がこの様に階段を昇っていけるわけではありませんが、体制として整っていることは重要であると考えています。

 

 

 

また、訪問サービス中のリスク管理に関しても話をさせていただきました。

めまい症状を訴える架空の利用者を例に、症状を訴える利用者を前にどの様に考えながら対応するかを、データも絡めつつ説明しました。

 

 

 

今回の講義を担当させていただき、気が付いたことが2つありました。

1)学生の地域リハビリ(病院外でのリハビリ)への関心の高まり

前回も感じましたが、学生はとても熱心に話を聞いてくれました。また、質疑応答の時間にたくさんの質問をいただきました。県立医療大学の学生が優秀ということももちろんあると思います。これに加えて、学生の訪問看護ステーションなど病院以外のフィールドへの関心が高まっていることも感じました。この傾向は年々進んでいると思います。私が養成校の学生時代は、大学院に進学する学生を除くと、ほぼ全ての学生が卒業後に病院に就職していたと思います。当時の自分のことを思い出してみても、卒業後にすぐ病院以外に就職するという選択肢は思い浮かんでいなかったです。時代の変化を感じました。

 

 

2)普段考えていることを言語化する重要性

二つ目は学生に関してではなく、自分自身の業務に関する気づきです。

私の普段の業務は、主に下記の二つです

①夢のまち訪問看護のサービスの質を高めること

②周辺の関係機関の皆様、利用者様に夢のまち訪問看護のことを認知していただくこと

 

この二つを達成するために、管理職として様々な業務に取り組んでいます。『この2つのために必要な行動は何か?』を日々考えています。毎日の様に考えているので、自分の中ではとても明確になっていると思っていました。しかし、今回の講義のために、社外の方(学生)にもわかるようにまとめようとしてみると、いつも考えていることなのに実は曖昧だった部分が結構あることに気が付きました。90分×2コマ、200枚ほどのスライドを作成しましたので少し大変でしたが、講義資料作成を通じて、今後行っていかないといけないことがさらに明確になったように感じます。私が学生への講義を引き受ける理由は、①自分が学生だった頃に外部講師の方が講義して下さったことへの恩返し、②学生に病院以外で提供されているリハビリに関して知ってもらうこと、③(将来も含め)訪問看護ステーションで働きたい学生が夢のまち訪問看護を選択肢にいれてくれるようになることです。この目的に関すこと以外の効果(人に話す形に加工する中で、自分の思考が明確になる)は、とても嬉しい誤算でした。

 

将来、専門職(または非専門職)として地域のご利用者様を支えることになる学生に講義を行うことも夢のまちプロジェクト®の一環だと考えています。夢のまち訪看として引き続き学生へのサポートにも取り組んで参ります。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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