こんにちは。ドットライフ(訪問看護・リハビリ)都賀所長の倉形です。
今回から2回に分けて、言語聴覚士に関して紹介させて頂きます。
飲み込みなどのお食事の問題、ご病気の影響などによりお話しがしにくいなどでお困りの方に言語聴覚士の認知が広がれば何よりです。
現在、夢のまち訪問看護には2名の言語聴覚士が在籍しております。後述させて頂きますが、現状、病院内・外の言語聴覚士が足りていない状況です。特に病院外で働く言語聴覚士は、需要に対して大きく不足している様です。
現在、夢のまち訪問看護に入職してからの期間が比較的短い言語聴覚士には、少ない数ではありますが、空き枠がある状態です。食事や会話のリハビリは、長期にわたってご利用頂くことも多いため、一旦枠が埋まってしまうと、なかなか枠が空かなかったりします。無料で言語聴覚士が訪問させて頂き、効果が見込めるかなどを調べる「お試し訪問」も行っておりますので、ご興味のある方は、一度お問い合わせ頂けますと幸いです。
(ここまでを読み返してみて、なんだか『セールストーク』のような記載になってしまいました。ただ、本当に困っていらっしゃる利用者様に私達の言語聴覚士を見つけて頂き、サービスを提供させて頂きたいと考えますので、そのまま掲載させて頂きます。)
それでは本題に入って参ります。
本日は、下記のようなお話をさせて頂きます。
1. 言語聴覚士の概要
2. 言語聴覚士は、希少なリハビリ専門職種である(特に病院外)
3. 言語聴覚士の導入をお勧めする理由
1. 言語聴覚士の概要
言語聴覚士は、英語表記でSpeech-Language-Hearing TherapistsでSTと略されます。
資格名には『話す』、『言語』、『聞く』という単語が入っています。これに加えて飲み込みなどの食事の問題にも対処しています。
言語聴覚士は、1997年に国家資格になりました。理学療法士、作業療法士が国家資格になったのは1965年ですので、比較的新しいリハビリ専門職です。
また、近年は、嚥下訓練と全身の筋力強化訓練を組み合わせることで、相乗効果が期待できるのではないか考えられています。この様に現在も活発に新しい試みが行われている活気のある分野と言えます。
2. 言語聴覚士は、希少なリハビリ専門職種である(特に病院外)
言語聴覚士は、2020年3月現在、全国に35,000人程度いるそうです。
他のリハビリ専門職である理学療法士18万人、作業療法士9.4万人と比べて非常に少ない人数です。
千葉県には、768名のSTが登録されています。
およそ75%~80%が医療機関で働いており、訪問看護を含む福祉関係では7.5%程が働いているようです。
千葉市の訪問看護ステーションで働いているSTの人数に関して正確な統計はありません。上記の数字から計算すると、千葉県全体で福祉関係で働いているSTは58人程度です。このうちで千葉市の福祉関係で働いているSTは、多めに見積もって10人程度でしょうか?
ケアマネ様にご挨拶などをさせて頂くと、『STの依頼をしたかったが、どこに問い合わせれば良いかがわからなかった』と言われることがあります。それだけ、病院の外で働いているSTを探すのは難しいのだなと感じています。
夢のまち訪問看護は、言語聴覚リハビリの依頼に可能な限りお応えするために、複数名の言語聴覚士に所属してもらっています。
長くなりましたので、次回に続きます。
次回は、
3. 言語聴覚士の導入をお勧めする理由
に関して書かせて頂きます。
手前味噌ですが、私は、食事や会話の行いづらさでお困りの方に、弊ステーションの言語聴覚士によるサービスを自信をもってお勧め致します。
もしも私の身内で病気などがあり、言語聴覚リハビリによる効果が期待できる人間がいれば、勧めたいと強く思います。その理由なども含めて書かせて頂きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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